毎月、北鎌倉の建長寺さんで勉強会をさせていただいており、
そこでたまたま見かけたチラシが「生きる~大川小学校津波裁判を闘った人たち~」の上映案内でした。
私自身、定期的に参加していた東北プロジェクトで、
大川小学校には向かったことがあり、心痛むものがあり、どうしても観たいと、
満席のところ調整いただき、観させていただきました。
七七支援隊の方々が主催の上映会でした。
https://77shientai.com/
津波が起きた際の対応や、その後の裁判等の一連の経緯については
すでにお話を聞き、知っておりましたが、
その後の、遺族の方々の生活や取り組みは今回初めて目にしました。
遺族向けの説明会や事故検証員会の映像は、
涙なしでは見られないものでした。
私は、この映画を通じて、
「責任者」という立場が背負っているものの大きさを実感し、
怖さのようなものを感じました。
何か活動を主催する時、
自分はその責任者として、自然災害に対応すべく対策はできているのか。
参加者が未成年の場合は、
特に、自分の判断が生死を分けるものになる可能性がある。
その覚悟はあるのか、それを想定した備えをしているのか。
もっと自分の行動に責任をもつ必要があると思いました。
また、まず一番身近な家族を守るために最善を尽くせているのか、
やれることがあるのではないか、
思い当たる節があるため、しっかりと向き合いたいと思います。
心から哀悼の意を表すとともに、
考える機会を頂戴したことに感謝いたします。